神経の処置を行った歯は木で例えるならば、枯れ木になってきていると考えて頂くのが良いでしょう。段々と水分が抜け歯質が脆くなってきます。神経の通っている歯に比べると、外部からの衝撃に弱くなります。その上、細菌などが歯髄に感染した場合は根尖病巣などを引き起こす原因となります。耐吸水性・耐摩耗性に優れ、強度があるオールセラミックなどできちんと施術する事をおすすめします。また、オールセラミックは、生体親和性にも優れています。
歯の黒ずみでお困りではありませんか?もしかすると、その黒ずみは、幼少期に服用した「テトラサイクリン」のせいかもしれません。
「テトラサイクリン」とはテトラサイクリン系抗生物質※のことで、0~12歳くらいの歯の形成期に服用すると歯が灰色や茶色などに変色してしまう物質です。テトラサイクリンで着色してしまった歯は簡単に除去できないため、特殊な処置が必要です。
当社ではテトラサイクリンで変色した歯を白くしたいというご相談も承っており、多数の施術で実績がありますのでその治療法をご紹介します。
変色した歯の治療には、ホワイトニング、ブリーチといった歯そのものを白くするやり方がありますが、テトラサイクリンによる変色の場合、完全にご満足いただける白さにならない場合があります。歯の表面に薄いセラミックのカバーを貼り付ける「ラミネートベニア治療」や歯全体を削って被せる「オールセラミック治療」なら、確実に美しい見た目を取り戻すことができます。
歯の表面を0.5mmほど削ってセラミック製のカバーを貼り付ける治療法です。自然な色調で高い審美性があります。色素が沈着しにくく耐久性にも優れています。
2~3週間(通院3~4回)
※特別治療は除く
※歯並びやお口の健康状態、年齢、治療経過等、様々な要因により通院回数、治療期間は前後することもございます。
歯全体を削り、そこに自然な美しさを持つ「セラミック」の被せ物をする治療。天然歯とほとんど見分けがつかないほどの自然な見た目を実現することができます。